エクセルの関数とマクロ: SUM関数の場合

1. SUM関数の基本

SUM関数は、指定されたセル範囲の値の合計を返します。以下は基本的な使い方です。

=SUM(A1:A5)

この場合、A1からA5までのセルの値の合計が計算されます。

2. マクロでのSUM関数の代替

VBAを使用して、同様の処理を行うマクロを作成できます。以下は例です。

Sub CalculateTotal()
    Dim total As Double
    
    ' 初期値を0に設定
    total = 0
    
    ' セル範囲をループして合計を計算
    For Each cell In Range("A1:A5")
        total = total + cell.Value
    Next cell
    
    ' 合計をメッセージボックスで表示
    MsgBox "合計は " & total & " です。"
End Sub

4. 類似する関数との比較

類似する関数としては、SUBTOTAL関数があります。SUM関数との違いは、SUBTOTAL関数が自動フィルターで非表示にされたセルを無視する点です。一方、SUM関数は非表示のセルも含めて合計を計算します。

5. 結び

SUM関数はエクセルで最も基本的な関数の一つであり、複数のセルの値の合計を簡単に計算することができます。マクロを使用することで、同様の処理を行うことも可能です。

この記事を参考に、エクセルでのSUM関数の使い方をマスターしましょう！

※ 本記事の内容は、実際にエクセルで操作して確認した上でご利用ください。